最近、日本貨物航空(NCA)に関する記事を掲載しましたが、ここ数日の間に香港向けの航空機がエンジン火災を発生させたという報道があったり、また富士山と日本貨物航空の機体のツーショットを撮影する機会がありましたので、コーヒーブレーク的な時事ネタとして記事を書こうと思います。
エンジン火災反応を示した航空機が香港空港にてAOG
3月29日に成田空港より香港空港に向け出発したKZ5207便がエンジン状況を示す計器に異常を示す反応があったため、RWY 07L滑走路に着陸し誘導路で停止したい旨管制塔に要請したようです。第3エンジン(右翼内側)に火災を示す反応が計器にあり、パイロットは当該エンジンを停止後に消火剤を使用したようです。
一方で管制塔及び緊急対処チームは炎や煙を発見することができず、また当事案の対処中もRWY 07Lは運用され続け多くの航空機が着陸していたようです。香港航空局は当事案を重大インシデントとみなし、今後調査するようです。
なお、当該航空機(JA18KZ)は4月1日(日本時間)時点も香港空港にAOG(Aircraft On Ground)の状態となっています。
- 運航会社:日本貨物航空(KZ/NCA)
- 機体登録番号:JA18KZ
- 型式:747-8KZF/SCD
- 製造メーカー:Boeing
- 製造番号:36141/1489
- 登録:2014年10月
富士山と高度11,000メートル上空を飛行するNCA機のツーショット
3月31日(土)は早起きし南伊豆までドライブしてきました。その道中で寄ったターンパイク内大観山のレストハウスより富士山を撮影している際に飛行機雲に気付き、スマホ用Flight Radarのアプリを使用し撮影した富士山とNCA機のツーショットが以下の写真です。
ツーショットといっても機体は映っていませんが、Flight Radarのアプリを起動させ航空機の方向にスマホを向けるとどの航空機がどんな状態で飛行しているのか判ってしまう優れものアプリなのです。
今回たまたま撮影したNCA機はKZ203便で成田空港より香港空港に向けて飛行していた機体登録番号:JA16KZのようです。
このアプリなかなか楽しめます。スマホにまだインストールされていない方は是非どうぞ!!