一般参賀 天皇陛下 番外編 皇居

平成最後の12月23日に天皇誕生日一般参賀の夢を遂に叶えた

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大都会に住んで10年間成しえなかった天皇誕生日一般参賀の夢を叶える

移住および転職が決定し大都会での生活もカウントダウンが始まった2018年11月頃から、都会での思い出作りを積極的に積もうと考えていました。

そのような思いとともに生活していましたが、平成30年12月23日に行われる今上天皇の平成最後のお誕生日をお祝いする「天皇誕生日一般参賀」に私も加わりお祝いと感謝の気持ちを伝えてきました。

天皇誕生日一般参賀は初めての経験でしたが、私の人生の節目、そして平成最後の天皇誕生日一般参賀の記録として記事にしたいと思います。

 

天皇誕生日一般参賀要領(宮内庁) 

当日は午前5時に起床し東京駅に向かった

一般参賀前日のニュースでは、平成最後の今上天皇のお誕生日ということもあり大混雑が予想されていましたので、当日は午前5時に目覚ましを合わせました。

起床時は眠さとの格闘があり、ベッドから出るか出まいか迷いましたが、天皇陛下をお祝いすると決心していたので、何とか準備を整え路線バス及び電車を乗り継ぎ、東京駅には午前7時頃に到着しました。

ちなみに、宮内庁のHPで発表されていた参入門の開門時間は午前9時30分、第1回目のお出ましが午前10時20分頃となっていたので、天皇陛下にお会いできる約3時間前には東京駅に到着していたことになります。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

午前7時の時点で既に長蛇の列が日比谷通りまで達する

東京駅到着後、丸の内側改札口より駅を出て、「行幸通り」を直進し皇居へ向かいました。

「行幸通り」を進むと「和田倉門」交差点の先には既に行列が見えます。横断歩道を横断し「日比谷通り」側の和田倉濠沿いに並び始めました。そこで紙製の日の丸が配布されました。

「行幸通り」から連なり「日比谷通り」に折れ曲がり和田倉濠沿いに並んだ「日比谷通り」側の参賀者は、警察官の誘導により列を成して「内堀通り」まで進みます。

なんと午前7時過ぎの時点で「行幸通り」沿いには平行に走る「内堀通り」から「日比谷通り」まで約200メートル(1列4人程)の列が2本できる位多くの参賀者が来訪していたのです。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

皇居前広場にて手荷物検査とボディチェックを受ける

私は2本目の列でした。この列が動き出し始めたのが午前8時20分頃でしたので、約1時間にわたり「行幸通り」沿いに並んでいたことになります。

動き始めた列は封鎖された「内堀通り」を渡り、ようやく「皇居前広場」に足を踏み入れることができました。

皇居前広場では、警察官による手荷物検査とハンディ型金属探知機によるセキュリティチェック(ボディチェック)が実施され、その後再び列を成して並びます。並び始めたは午前8時35分頃です。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

日本国民なら誰もが知っている「二重橋」を渡る

その後、午前9時10分頃、ようやく再び列が動き始めましたが、今度は「内堀通り」にある「二重橋前」交差点側で並んでいた列と合流し大きな参賀者の塊となって「皇居正門」に通じる「正門石橋」に向かいます。

私が「正門石橋」を渡り始めたのは午前9時25分頃でした。

人生初めて皇居内に足を踏み入れることができると思うと大興奮でした。と同時に記録(といってもiPhoneカメラ)を残したく、列ではKEEP LEFTでした。

「皇居正門」前では皇宮警察の護衛官が直立不動で皇居を護り参賀者を監視します。まだ若そうな護衛官でしたが、日本の象徴である天皇一家を護るという要職に誇りを持っているのでしょうね。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

「皇居正門」通過後は歩きながら前進し180度ターンのうえ、今度は「正門鉄橋」(通称:二重橋)を渡ります。この際はKEEP CENTERでした。かの有名な二重橋を渡れるなんて光栄です。設置されている飾電灯は伝統・格式・威厳を表しているように感じます。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

天皇陛下がお出ましになる「長和殿」とのご対面

午前9時30分頃に二重橋を通過すると今度は「西の丸玄関門」です。この門をくぐり左側に見えるのが「皇居宮殿長和殿」です。長和殿のベランダに天皇・皇后両陛下を始めとした皇族方がお出ましになる光景は有名ですよね。今まさに自分がここに来ることができ感無量でした。

 

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

参賀者は長和殿のベランダ前に陣取ろうと前へ前へ押し進みます。私は運良く長和殿ベランダ前に陣取ることが出来ました。

天皇陛下のお出ましがまだかまだかと気分が高鳴る一方です。時折小雨が降ったりしていましたが、そんなことも気になりません。

遂に天皇陛下がお出ましになられました

そして、遂にこの時がやってきました。

午前10時20分に長和殿ベランダに面する部屋(春秋の間)から天皇皇后両陛下を始めとする皇族方がお出ましになりました。

一気に興奮状態になります。

長和殿前の広場(東庭)に集まった参賀者によって一斉に日の丸が振られます。私も天皇陛下万歳を唱え、また声を張り上げ有難うございますと感謝の意を申し伝えました。

天皇陛下がお言葉を述べられた後は再び参賀者の万歳三唱などがこだまします。

私がこの場に居られること、そしてご高齢にもかかわらず精力的に国民に向かって活動されてこられた天皇陛下および皇后陛下にか感謝です。

平成最後の今上天皇のお誕生日に参賀できたことは、私の人生の中でも大きな貴重な経験となりました。

なお、この日ベランダにお出ましになられた佳子様は何となくお手振りがぎこちない感じがしましたが、これから内親王殿下として多くの経験を積まれ、さらに魅了のある女性になって下さることを期待したいです。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

興奮を江戸城散策でクールダウンしアメ横で衝動買い

参賀のあとは、江戸城内巡りを楽しみました。

宮内庁前を通り中之門跡を経由し本丸跡や天守台を巡り、再び中之門跡を通り大手門より退出しました。

特に本丸跡の広大さに徳川幕府の財力を見せつけられました。

また、皇居内から見える丸の内の高層ビル群は圧巻です。

高層ビルから皇居を見下ろすというのはどうなのかな、と思いますが、江戸城内にある皇居の「和と伝旧」と高層ビル群の「洋と革新」がうまく調和しているとも感じました。

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)
天皇誕生日一般参賀(H30年12月23日)

 

 

この後は東京駅からJRに乗車、御徒町で下車し大好きなアメ横に向かいアメカジショップ巡りでした。庶民の町アメ横に来たせいで緊張が一気にほぐれたのか、老舗アメカジショップHINOYAさんでスウェットを一着購入してしまいました。(←グレー色なので、妻からは部屋着をわざわざ買ったのか、と嫌味を言われる始末です・・・泣)

 

アメ横で買い物(H30年12月23日)
アメ横で買い物(H30年12月23日)

 

 

今上天皇の平成最後の誕生日に一国民として参賀できたことは光栄であり感謝です。次の時代も戦争の無い平和な日本であるよう、国民ひとりひとりが責任を持って努力しなければなりませんね。

天皇陛下 万歳!!! 30年間ありがとうございました!!!

 

天皇誕生日一般参賀当日の行動 

  • 午前05時00分頃:起床
  • 午前05時40分頃:路線バス乗車し最寄り駅よりJR乗車
  • 午前07時05分頃:東京駅到着
  • 午前08時20分頃:皇居前広場へ移動開始
  • 午前08時25分頃:セキュリティチェック
  • 午前09時10分頃:皇居内への移動開始
  • 午前09時25分頃:「正門石橋」到着
  • 午前09時30分頃:「二重橋」到着
  • 午前09時35分頃:「長和殿」前到着
  • 午前10時20分頃:天皇陛下の1回目お出まし









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