横田基地配備予定のオスプレイが横浜港に到着した
米空軍・横田基地に配備されるというオスプレイを積載した船が横浜港・横浜ノースドックに到着したとの報道がありました。
横浜ノースドックは横浜港の北側に位置する瑞穂埠頭に所在しており、通称ノースピアとも呼ばれる在日米軍の港湾施設です。
横浜港には米軍専用の物流施設がある
ここには米軍関連の郵便物を取り扱う施設「Fleet Mail Center(FMC)」があり、世界中から在日米軍宛の郵便物がここに一旦集積され各基地に配送されたり、また各基地より集めた郵便物を本国アメリカや他国の米軍基地宛に輸送するための拠点となっています。
通常、米軍は各航空会社の貨物スペースを郵便物輸送用に確保(契約)していて、航空会社より借りたULDをFMCへ輸送したうえで自らULDに郵便物を積載し、空港にある航空会社上屋まで輸送しています。
横須賀基地に配備されている原子力空母が帰港した際や、クリスマスシーズンは特にFMCは賑わいます。
少し話が脱線してしまいましたが、ノースピアはこのような使われ方がされています。
オスプレイを輸送した船はサンディエゴから来た
さて、本題に戻りますが、ノースピアにオスプレイを輸送してきた船を調べたところ、何とアメリカ・サンディエゴから輸送されてきていました。船はアメリカ企業が所有する自動車運搬船で船名は「GREEN LAKE」と言います。国内の米軍基地から輸送されてきたと思っていただけに、アメリカから輸送してきたことに驚きました。
なお、GREEN LAKEは以下の通り約2週間のスケジュールで航海してきたことが判っています。
- サンディエゴ発:2018年3月21日 16時54分(米国時間)
- 横浜港着:2018年4月3日 16時58分(日本時間)
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