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【注意】当記事は2018年の小松基地航空祭に関するものです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
皆さまへのご案内です。
当記事は2018年の小松基地航空祭のものです。
したがい、2019年9月16日(月・祝)に開催される小松基地航空祭の記事については、以下のリンク先にてご確認願います。
事前訓練日程を含め、詳細について記載しています。
2018年9月には2週連続で小松基地にブルーインパルスがやって来る!
航空自衛隊小松基地の航空祭(2018年9月17日)と福井県福井市で開催される国体開会式(2018年9月29日)にブルーインパルスが飛来することになりました。ここで既にピンと来る方は北陸通です。小松基地が所在する小松市と福井市はほぼお隣さん同士、つまり、2週連続で小松基地にブルーインパルスが飛来するのです!!!
2017年は台風で中止となった小松基地航空祭だからこそ今年はリベンジで盛り上がる!!
小松基地航空祭にブルーインパルスがやって来る!!
まだまだ先の話ですが、2018年9月17日(月)に開催される航空自衛隊小松基地の航空祭におけるブルーインパルスの展示飛行が発表されました。残念ながら昨年の航空祭では天候に恵まれず台風の影響で航空祭自体が中止となってしまいましたので、今年こそは秋の北陸の大空を大きく駆け回って貰いたいです。

F-15戦闘機を運用する部隊を3つ有する小松基地ならではの迫力ある共演も期待大
現在小松基地はF-15戦闘機を運用する部隊を3つも抱えている為、各飛行隊の共演も楽しみのひとつです。
- 第303飛行隊(第303飛行隊 (航空自衛隊) - Wikipedia)
- 第306飛行隊(第306飛行隊 (航空自衛隊) - Wikipedia)
- 飛行教導群(飛行教導群 - Wikipedia)
日本海の荒波と霊峰白山で鍛え抜かれた救難最後の砦、小松救難隊
小松基地に所属する小松救難隊は救難のプロフェッショナルです。肉体的・精神的において超人的な訓練を乗り越えた者だけが教育課程を卒業でき、警察や海上保安庁でもお手上げとなる過酷な状況下での救難活動を行う救難隊員になるなれるのです。
航空自衛隊救難隊員を夢見る自衛官の救難隊教育過程を追ったドキュメンタリー報道にて印象的だった教官のひと言。
「お前たちは助けさせてもらっている」
表舞台に出ることはない救難隊員ですが、男の中の男、彼らこそがヒーローです。
なお、小松救難隊は映画『空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-』の舞台としても有名です。航空祭のメインイベントはブルーインパルスの展示飛行やF-15戦闘機の機動飛行かもしれませんが、是非、小松救難隊のデモンストレーションにも注目してみて下さい!!
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航空祭ポスターに使用する航空機写真が公募されています!
小松基地HPにて「航空祭ポスターに使用する航空機写真の募集について」とあり、ポスターに載せる航空機写真を一般公募しています。
被写体は小松基地所属の航空機に限定されますが、我こそは!という方がいらっしゃれば是非応募してみて下さい。
2018年6月20日(水)必着となっていてまだ応募期間に余裕があるので、今からでも小松基地に足を延ばしてはいかがでしょうか!?

福井県にブルーインパルスがやって来る!!
小松基地から目と鼻の先に所在している福井県にて開催される、第73回国民体育大会「福井しあわせ元気」の開会式が9月29日に行われ、ブルーインパルスの展示飛行にて花を添えることになりました!!
開会式会場は福井県営陸上競技場となっているので、当競技場を中心とした展示飛行になるものと想定します。
また前述の通り、小松基地と開会式会場は至近距離なのでブルーインパルスの離発着は小松基地にて行われるリモートによる展示飛行の可能性が非常に高く、よって、小松基地航空祭が開催される9月17日と国体開会式開催の9月29日の2週間の間に小松基地にブルーインパルスが2回も飛来することになるのです!!!
開会式は13時51分~14時44分に予定されているので、ブルーインパルスの飛行もこの時間帯に行われるものと考えられますが、展示飛行の詳細に関しては国土交通省よりNOTAMが発表され次第、ご報告したいと思います。

小松基地は基地周辺住民と共存している
F-15戦闘機の爆音(エンジン音)をBGMに育ったお米が爆売れ中
よくメディアなどでプロ市民という言葉を聞きますが、小松基地に関しては周辺住民と友好関係を築いているようです。
その象徴として、基地周辺の田んぼで育てたお米を『爆音米』として販売されています。このお米、非常に人気があり、常に品切れのようですよ。
クラシック音楽を植物に聴かせると育ちが良いとか言いますが、爆音米はそんな甘ったれたもんじゃありません。きっと、たくましく育ったおかげで芯があり(!?)噛み応えのあるご飯になるのでしょう。
小松基地と市民が友好関係を築いている証拠となるユニークな企画
小松基地HPにこんな企画が掲示されています。
『全ての顔出しパネルで写真を撮って 小松基地グッズ をGetしよう企画』
なんと、この企画に参加しくじ引きで特賞を当てれば、小松基地航空祭においてパイロットの装備を着用しF-15戦闘機の前で写真撮影ができるそうです。
地元市民には嬉しいワクワクする企画ですね。
朝ドラを視聴する市民のために訓練時間を前倒しする配慮
こんな記事もありました。こういう配慮・気遣いがあってこその基地と市民の一体感が醸成されるのでしょうね。
航空自衛隊小松基地(石川県小松市)に所属するF15戦闘機の訓練飛行の開始時間が今秋以降、慣例の午前8時から約10分早まっていることが分かった。市によると、基地側が地元町内会長らに、「NHKの連続テレビ小説を視聴する住民から騒音の苦情があり、早く飛ばしている」と説明したという。訓練開始時間に明確な取り決めはなく、基地渉外室は「訓練の内容と住民からの要望を照らし合わせた」。ただし、あくまでも「できる範囲で」という。【記事引用:朝日新聞@2015年】
小松基地と市民と距離が近いのはこの方々の功績が大きい
このように小松基地は地元市民に愛される基地です。戦争が始まれば真っ先に狙われる自衛隊基地は本来ならば真っ先に市民による反対運動の矛先となるものの、小松基地に限っては大体的にそのような運動が発生していません。
元々石川県が戦争被害を受けておらず、日本のどの都市の住民よりも平和ボケしていることが根底にあるのかもしれませんが、基地と市民の距離を縮めているのは、以下お二人の功績が大きいのではないかと思います。
元総理大臣にして地元の名士「森喜朗」
一般的に日本国民からすれば森喜朗は危ない発言ばかりの政治家だったかもしれませんが、小松基地の隣町「根上町」出身である地元の名士です。北陸新幹線が開通したのも森喜朗の尽力が大きいでしょう。また民間共用である小松空港の国際線の発展も森喜朗の功績が大きいに違いありません。多くの国民にはアンポンタンに見られていましたが、地元では愛されているのです。
アパグループの代表「元谷外志雄」は小松基地の後援会長
誰もが知っているアパホテルですが、そのグループ代表である元谷外志雄は「小松基地金沢友の会」の会長を務めています。これほどの実業家によって小松基地は守られています。なおアポホテルを運営するアパグループの本店(創業地)は石川県金沢市ですが、元谷氏が最初に事業を興したのは小松市であり、元谷氏の出身地でもあるのです。
また元谷氏は現総理大臣である安倍晋三の後援会「安晋会」の有力会員でもあります。
つまり、小松基地は市民に近く、また国家権力からも護られた航空自衛隊基地なのです。当然ながら、基地反対勢力は見えない圧力によって隅に追いやらますよね。
まとめ
9月に2度も小松基地にブルーインパルスが飛来することになりました。飛来の詳細については時期が近付いた際に改めて記事にします。
また、小松基地が地元市民との距離が狭い理由もお解り頂けたかと思います。決して地元の名士だけの力ではなく、小松基地自身が地元住民より愛される基地になろうと尽力した結果だと思います。事実、過去の小松基地航空祭は2日間にわたって開催されていました。それはひとりでも多くの地元市民を迎え入れたいという小松基地の愛情表現だったはずです。小松基地、大好きです!!