2018年4月7日(土)に米海軍・横須賀基地「UNITED STATES NAVY FLEET ACTIVITIES YOKOSUKA」にて開催された『日米親善よこすかスプリングフェスタ 2018』に参加してきました。
ミリタリー好き、アメリカ好き、神奈川県民歴丸10年の私もこれまで参加できる機会が無く、今回初めての参加となりました。
今後のフェスタに参加される皆様のお役に立てるよう何回かに分けてレポートしたいと思います。
Contents
「CURTIS WILBUR」に乗艦できたのは7時過ぎに三笠公園に到着してから約2時間後
今回のフェスタでの艦船見学は「USS CURTIS WILBUR DDG 54」でした。
9時少し前に三笠公園内ゲートが開放され、基地内の移動導線がわからずとも取り敢えず前の人に続いて歩き艦船見学バース付近に到着したのが約15分後、既に多くの見学者がバース内でも列を成しています。バースにいるセーラー姿の水兵さんによる数分間隔の「Go」「Stop」の指示に従い、一度に10~20人ずつタラップを上りようやく乗船を果たします。
やっと乗艦できた!!Officerに迎えられます。
私が遂に「CURTIS WILBUR」に足を踏み入れたのは9時22分でした。バース前に到着してから更に25分後のことでした。
乗艦時はOfficerに迎え入れられます。階級等は私に知識が無いため判りませんが、制服から何となく幹部のような雰囲気を醸しだしています。ご存知の方がいましたら是非ご助言下さい。
ここではOfficerとしておきますが、どうしてもこの方と自撮りしたく「May I take a selfie with you」とお願いしたところ快く承知して頂きOfficeと私が並んでスマホでの自撮りに成功しました。と思いきや、その後写真を確認すると見事に撮れていませんでした。風が強くシャッター音が鳴っていなかったことに気付けていませんでした。再挑戦するのも恥ずかしいので、見学に集中することに。
見学といっても私がミリオタでもなく装備のことやこの船がどのような役割を果たしているかの予備知識も無かったため、ひたすら興味をそそる装備の写真を撮ることに。甲板上からはバースに停泊している原子力空母「USS Ronald Regan CVN76」を見渡すことができます。巨体過ぎてスマホでも全体をフレームに収めることができません。
見学できるのは甲板だけ。男心をくすぐるには物足りない?!
ひたすら甲板上をぶらぶらです。次から次に見学者が乗船しますが、それでも混雑を感じさせないくらい大きな甲板です。本艦はイージス艦なのでミサイル発射が主な用途となるのはわかるのですが、ミサイル発射装置は甲板下部にありリアル感が無いので、やはりここでは5インチ砲が目立っています。この発射装置では重さ約32kg(70lbs)の砲弾を18km(10 nautical miles)以上もの距離を毎分20発も発射させる能力があるようです。
ピカピカに磨きあげらえていて本艦にとっては神聖な「鐘」なのかもしれませんが、鐘を鳴らすことができました。私も挑戦しましたが、大きくも心地のよい音が長く響き渡ります。
甲板を歩いていると本艦がミサイル発射艦であることを思い知らされます。所々に「DANGER MISSILE BLAST AREA」と赤字に白抜き文字で目立つようにペイントされています。
艦船見学といっても艦橋や居住地区までが対象となっている訳ではなく甲板上のみでした。男心をくすぐるにはもう少し見学範囲を広げて欲しいな、という気持ちはあります。艦船見学でそれを期待するにはやはり海上自衛隊ですかね?
ということでCURTIS WILBURの見学はあまり長居する必要もないので、テンポよく見て回り、その他の基地開放イベントを楽しみましょう。
最後は船尾にて隣接するバースに停泊中の揚陸指揮艦「USS BLUE RIDGE LCC19」の船尾にご対面し、これで艦船見学も終わりです。乗艦したのが9時22分、下艦したのが9時40分でしたので、たった18分間の見学でした。たったこれだけの短時間でしたが、それでも甲板部分の見学しかできないので十分です。
バース内では艦船グッズが販売されるので見学記念にノリで購入しましょう。
下艦後はバース内にて販売されていたメダルを購入しました。米軍では部隊や艦船ごとにメダルを作成し、兵士はメダルをコレクションする文化があるでしょうか?以前仕事で米軍関係者が差し出した郵便物に大量のメダルを詰め込んだZiplocを見たことがあります。そんな記憶がこの時も蘇ったので、1,000円で購入しました。なお、この日のExchange RateはUSD 10.00=JPY 1,000でした。購入の際、店員(兵士?)が「One Thousand」と言うので、私が「One Thousand Doller?」と返すと若干の笑いが。私なりのアメリカンジョークが多少受けられて一安心です。
「基地内散策」編については次回にて。Stay Tuned