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日本航空のボーイングB747型機、ジャンボが大好きな方に朗報です!
ご存知の方はいらっしゃると思いますが、アメリカにスクラップとなった航空機の部品をリサイクルして販売している「Moto Art」という企業があります。
そこが販売している「PLANE TAGS」というキーホルダーがあるのですが、そのキーホルダーは何と航空機の胴体パネルが材料となています。またキーホルダーひとつひとつには、どの航空機で使用されていたパネルより加工したものなのか機体登録番号がわかるようになっていたり、またシリアル番号も記載されています。
元日本航空の機体より切り出した部品をリサイクルしたキーホルダー
現時点(2017年12月25日)で販売されているキーホルダーの中には現役をリタイアしスクラップされてしまったボーイングB747型機のものがあるのですが、その中のひとつに元日本航空で活躍した機体のキーホルダーがあります。
このキーホルダーに記載されている機体登録番号は「N818SA」であり元々はアメリカ「サザン・エア」の機体でしたが、サザン・エアにて登録される前は日本航空の「JA813J」として活躍していました。
【日本航空プレスリリース】JAL - 747 Classic Forever クラシックジャンボ 39年の歴史に幕
最初の登録
- 運航会社:日本航空
- 機体登録番号:N213JL
- 型式:747-300
- 製造メーカー:ボーイング
- 製造番号:23068/589
- 登録:1983年12月
- 抹消:1998年6月
- 抹消後状況:機体登録番号の変更
1回目の機体登録番号の変更
- 運航会社:日本航空
- 機体登録番号:JA813J
- 型式:747-300
- 製造メーカー:ボーイング
- 製造番号:23068/589
- 登録:1998年6月
- 抹消:2010年1月
- 抹消後状況:サザン・エアへ。
2回目の機体登録番号の変更
- 運航会社:サザン・エア(アメリカ)
- 機体登録番号:N818SA
- 型式:747-300
- 製造メーカー:ボーイング
- 製造番号:23068/589
- 登録:2010年1月
- 抹消:不明
- 抹消後状況:スクラップ。そしてPLANE TAGSとなる。
なお、日本航空での「JA813J」はクラシック・ジャンボの国内線最終便として2009年7月31日にJL3042便(札幌ー成田)に使用された機材であり、そういった意味でもこのキーホルダーの価値は私たち日本人にとっても貴重なものではないでしょうか。
(画像:日本航空プレスリリースより)
もし興味のある方は以下リンクより購入サイトを訪問してみて下さい。
Boeing 747 PlaneTag Tail# N818SA - planetags
まとめ
日本の空を駆け巡り、そしてアメリカで生涯を閉じたジャンボ機がキーホルダーとして蘇るのは感慨深いものがあります。アメリカ・ボーイング社にて製造された機体ですが日本が第二の故郷だと思うのでコレクション品として里帰りさせてあげたいですね。