例のプードル、報道を見る限りスタンダードプードルということで結構な大きさだったのですね。であれば当然、然るべき輸送容器(ケージ)が使用されていたはずですが、どうしてBULK搭載時にケージが開いてしまったのか謎です。このケージが開いてしまった経緯については日本航空関係者に確認中ですので、判明しましたら今後の私たちのお仕事にも役立てるよう共有したいと思います。
ゴーアラウンドした航空機は約30分遅れで着陸
さて、この元気なプードルのお陰で羽田空港のA滑走路(34L/16R)は40分間にわたって閉鎖されたとのことですが、ちょうど閉鎖のタイミングで居合わせてしまった航空機がゴーアラウンドしている様子がFlight Radarにしっかりと記録されていました。
ゴーアラウンド機体は房総半島進入後は通常着陸パターンへ
この便はJL640便の鹿児島発で羽田到着予定時間は9:20amであったものの、RWY34L(A滑走路)よりゴーアラウンド後に都心上空を時計回りに旋回し千葉県市川市上空を通過後、船橋市より千葉市上空まで湾岸を沿うように進み房総半島へ。その後34R(C滑走路)に着陸しています。JEPPESENチャートを確認する限り、房総半島上空へ入った後は通常の着陸パターンを使用すべくCUTIE(E35 27.8 E140 14.4)へ向かったものと考えられます。